スタッフブログ - 京都音楽博覧会に関わることからひとりごちまで、徒然と書いていくブログです。

是松(バッドニュース)

2007年09月12日(水)

The World Is A Mine

音博コンピ、本日配信になりましたー。


コンピネタばかりで恐縮ですが、ほんとにどの出演アーティストさんもいい音楽やっているので是非聴いてほしいです。


配信になったばかりではありますが、なかなか好調です。


発売日にiTunes Music Storeのトップアルバム・チャートで、54位にランクイン!
ワールドミュージックでは第2位という好成績!!


やっぱりいい音楽にはみんな反応してくれるんだなぁと嬉しくなりました。


一応今回便宜上「ワールド」というジャンルでコンピを配信しておりますが、「ワールドミュージック」という概念を定着させることは決して音博の主旨ではありませんし僕らの本意でもありません。
世界中の素晴らしい音楽達が、一括りに「ワールド」というジャンルで語られてしまうことに関してはいろいろと思うこともあるのですが
もしかしたらまだ馴染みのない音楽を「世界のもの」として捉えることには、ある種の畏怖的ニュアンスも含まれているのかもしれませんね。


やはり世界中にはまだまだいい音楽がたくさんあるはずです!
この音博を通して、そんな音楽に触れる機会が少しでも増えていってくれれば…と願っています。


"The World Is Mine"
「ワールドミュージックは俺のもの」


そして


"The World Is A Mine"
「ワールドミュージックは音楽の宝庫(=Mine)」


ですから。


P.S.

現在、渋谷&新宿のタワーレコードでも京都音博の特設コーナーを設置してくれています!
とても素敵な空間になっているので、是非是非見に行ってみて下さい!!


T_shibuya.jpg


タワーレコード渋谷店1Fラウンジスペース

posted by 是松(バッドニュース)

2007年09月08日(土)

音博コンピ

やっと皆さんにお知らせできる時がやってきました!
iTunes限定企画「京都音博コンピレーション 07」、配信決定です!!


ぅゎゎわわああああああああぁぁぁぁ(ウェーブ、のつもり)


ぱちぱちぱちぱち(拍子、じゃない、拍手)


フェスというある定型にハマりつつあった音楽文化を、ワルツ製作と平行してくるりが同じ目線から新たに都市の内側から築き上げようとしている京都音博。
このフェスをどうやって盛り上げていけばよいのか、というときに、やはり一番最初に頭に浮かんだものが「音」そのものでした。
当たり前のようで、実はなかなか伝えることの難しいものでもあります。


今回のブッキングは岸田さん、佐藤さんが自らが提示した音博の主旨に100%準じて行ったものです。
それを伝えるのに、難しかろうが伝えにくかろうが「音」を第一に考えなくてどうする、と。みんな一致でそう思ったのです。


もちろん当日に生の音楽に触れ、その主旨を理解してもらえることが基本ではありますが、そのためにはまず来てもらわないと始まりません。
そのきっかけとして、ひとりでも多くの方にその存在を知ってもらえたら…という思いで取り組んだのがこのコンピです。


全7曲入りで600円。


えぇー、いいんですか?そのお値段で。


いいんです!


破格です。破格以外の何物でもありませんああお父さんお母さんごめんなさい。


是非みなさまに気軽にヒョイっと買って頂き、
ヒョイっと聴いて頂き、
ヒョイっと持ってかれて頂き、
ヒョイっと当日足を運んで頂けたらなぁと思っています。


このコンピ製作にあたり、各アーティスト様やその担当者様、iTunes様や関わって頂いた方々の多大なご理解とご協力を頂き誠に感謝感謝です。


国も文化もジャンルも違う7曲をひとつにまとめるにはそれなりにいろいろと乗り越えねばならないこともありましたが、すべての関係者様がこの企画を「面白い!」「是非に!」といって労を惜しまずご協力して下さいました。そのお陰で晴れて実現と相成りました。


9/12、来週水曜日に配信開始です!!


駅の電車待ちの時にでも、


「お前のi-pod、音博入ってる?」
「いや、基本だろ」


などという会話が聴こえてくるのを楽しみにしていますね。


聴こえてこなければ、俺自分でサクラやりますけん。

posted by 是松(バッドニュース)

2007年08月27日(月)

暴走妄想族

Taraf de Haidouksのニューアルバム「仮面舞踏会」が昨日リリースになりました。


至るところで岸田さんも絶賛していますが、タラフが自分たちのルーツに向き合うことで、音楽の根源的な強さと豊かさを手に入れたことを示す大傑作です。


是非、音博の予習も兼ねて皆さんに聴いて頂きたいと思います。


このタラフの新作も含め、今年もいろいろCDを買っていますが。
2007年は音楽的にすごく面白い年だなー、と個人的に思っています。


まったく関連性のないアーティスト達がまったく違うアプローチで、同じベクトルの試みを成していると思うのです。
一見何の動きも感じられないように思われるかもしれませんが、水面下で大きな変革期が着々と近づいている…ような気までしてたりします。


四つ打ちやビートというものへのフォーカスが極限化し飽和状態になりつつある中で、それとはまったく無縁の方法でくるりやタラフ、The White Stripes、Sting、Tinariwen、Sanseverino、Pura Fe、そしてCoccoなどなど様々なジャンルのアーティスト達がそれぞ各自のアプローチで音楽の豊かさを目指しているような気がしています。
共通しているのはルーツへの肉迫による音楽的精神の解放であり、本来懐古主義的でありながら逆説的に革新性を獲得しているということだと思います。


もはや飽和状態に思える日本の資本主義経済社会においても、


「何でもコンパクトに! インスタントに! リーズナブルに!」


という風潮は未だ久しく蔓延っています。


それでも本当の豊かさを見つめ直していこうという動きが徐々にではありますが、しかし確実に広がりつつあるということは皆様も感じられていることと思います。
古き良きものを見つめ直すことで、それ自体に依存できるわけではないにしろ、新しいものへの価値の求め方というものをより自由な精神で解釈していく流れ。
それが社会に大きな影響と関連を持つ「音楽」という一大カルチャーに起こったとしても、何も不思議はないわけで。


こういった変革は歴史的必然であると思うし、
そういった必然の流れの中にこの京都音博もパイオニアとして位置づけられるべきだと思うのです。


音博まで1ヶ月を切りました。
指折り音博までの日々を数えつつ、くるりの「ワルツを踊れ」やタラフの「仮面舞踏会」を聴きながら、そんな妄想を爆発させている今日この頃です。

posted by 是松(バッドニュース)

2007年08月17日(金)

ブラック・ウォーター

どうもー是松です。


先日、動画コンテンツが開設されましたがご覧になって頂けましたでしょか?
現在くるりのコメントとリアダンのライブ映像を見ることが出来ます。


リアダン、いいですねー。可愛らしいですねー。
コーラスもキレイで演奏も勢いがあります。
一度岸田さんとライブを観に行ったことがあるのですが、生で観るとまた格段にいいです、この人達。
早く野外で、青空の下で聴きたい!と思いつつムービー見て我慢してます。


エレインのインタビューを読んで、ちょっと本気で好きになりかけてしまいました。あぶないあぶない。


アイルランド音楽は僕の大好きな音楽ジャンルのひとつです。


あらゆるロック/ポップスの源流であり、その歌や演奏には根源的な強さを感じとることができます。
僕はたまにアイリッシュ・パブなんかに行って知り合いのアイリッシュ・バンドの演奏などを聴きに行ったりもしますが、みんなで集まって輪を作り踊りながら飲み明かすその光景に、まさしく音楽が本来あるべき姿を見ることが出来るわけです。


その際、手元のグラスに本来あって然るべきギネス・ビールが往々にしてジンジャーエールであるという事実が僕の僕たる由縁であるアイデンティティーを如実に表していると言えましょう。


自宅でも、夜中の1時頃にThe DublinersやFrank Harteを聴きながら
氷をカランと鳴らしちびりちびりとウィスキー・グラスで飲んでいるその液体がコーラであるということを認識するたびに
「似非愛蘭土フリーク」なる汚名が脳裏をかすめつつも、諸行無常の理を身を以て証明せんとする己が姿勢に我が事ながら目頭を熱くしているのであります。


ああ、祇園精舎の鐘の音。
これもまた素晴らしきフィールド・ミュージック。


…なんか話がどんどんどーでもいい方向に行っていますね。
閑話休題。


さて、ここ数日で音博グッズのデザインがいくつか上がって参りました。
アイテムの詳細はそのうちに発表できると思いますが、上がってきたデザインのうちのひとつがとんでもなく突き抜けていて衝撃そのものでした。


どんなものが出来上がってくるか、心待ちにしていて下さいね。


それではまたー。

posted by 是松(バッドニュース)

2007年08月09日(木)

伝(いやり)

8月に入りました。

サイトの方もだいぶ賑やかになって来た感があります。


大工さんご自身から届いたメッセージ。アーティストページにてUPされておりますが。
ああいうものが届くと、こちらとしてもものすごくやる気が出てきますね。


大工さんはその歌声のままにとても温かい方のようで、早くその歌声を生で聴きたい!!と強く思いました。
『大工哲弘』というアルバム、最近の僕のフェイバリットのひとつです。


その他にも着々と各アーティストさんからメッセージや映像が届きはじめています。


つい先日も、とある出演者の方から連絡をいただきました。


音博に対する想い、自分たちの音楽に対する想いがものすごく率直に伝わってきて感動してしまいました。
やはり、ひとつの物事を通して世界中の方と思いを共有し尊重し合えているということを実感できたときは、心からこのイベントに携われて良かったなぁと思います。


みなさんにもそれを共有して頂くべく、随時UPして行く予定ですので楽しみにしていて下さい。


伝えて行くこと、伝わることの歓びを噛み締めて仕事をしております!

posted by 是松(バッドニュース)

2007年08月02日(木)

MTG in 大阪

昨日、大阪フェスティバルホールの楽屋に潜入!!


くるりのライブでドタバタな合間を縫って、制作の蔦岡さん(まるつ)、イベンターの倉野さん、そしてメンバーと諸々の打ち合わせ/擦り合わせをしてきました。


全国ホールツアー中ということもあり、なかなか全員が顔を突き合わせた打ち合わせというのは難しいのですが、いったんセッティングされてしまうと短い時間で無駄のない濃い話し合いが繰り広げられます。


本番前にも関わらず、京都音博に対するそれぞれの想いがブレることなく伝わってきて充実した打ち合わせが出来ました。メンバーも本番直前だったのですが、いろいろなアイディアを出してくれて、そのくせライブ本番ではびしっと切り替えて最高のライブを見せてくれました。よかったよかった。


やっぱり、いくら東京のオフィスでいろいろアイディアを練ったり進行状況の連絡を取り合ったりしていても、現地に行ってみないと感じられないことってあります、実際。


全国のお客様が京都音博のチケットを買って下さってはおりますが、実際の会場は関西圏の京都。
いつもは電話越しやメール伝いで聞いている現地サイドのいろいろな問題や状況も、その土地で実際の担当者と顔を合わせて話しているうちによりリアルに実感できたり、新しいアイディアが浮かんだり、はたまたちょっとしたズレに気付かされたりと新しい発見が山のようにありました。


それを東京に持ち帰り、また京都音博に向けて気持ち新たに頑張ろうと思えた一日でした。


さっそく今日も朝からサイトのデザイナーさんやグッズ業者さんと打ち合わせ三昧。
のぞみ万歳。

今日もくるり大阪フェスティバルホール2日目ですね!!
昨日に負けず劣らず良いライブが繰り広げられることと思います。


行かれる皆様、楽しんできて下さいね。

DSCN0889.JPG


メンバーと打ち合わせ中?

posted by 是松(バッドニュース)

2007年07月22日(日)

アヴァロン/エル・ドラド/シャングリラ

みなさんこんにちは。


初めましての方も多いかと思いますが、私くるりマネージャーの是松と申します。
この音博に関しては、メンバーと意識を共有しつつこのサイト等から情報発信をしていくのが主な役割になります。9/23までおつきあいのほど何卒宜しくお願い致します。
随時最新情報を更新していきますので、こまめにチェックして下さいね。


スタッフブログ、オンパクニュース、モバイルサイトと、着々と充実してきた感のある音博サイトですが


皆さんアーティストページはご覧になって頂けましたでしょーか?


どのフェスもそうだと思いますが、イベントの主旨をもっとも端的に伝えるのはその顔ぶれであると思います。
例えば、よくあるじゃないですか、「あのバンド、フジ○ックっぽいよね」とか「どっちかっていうとサマ○ニ系」とか。


この音博に関しては、そのヘンがとりわけ顕著だと思います。


岸田繁の開催宣言に表明されている決意と志が具現化した、くるりならではのチョイス。


アーティストページは、その主旨が十二分伝わるものになっていると思います。是非是非飽きるまで覗いていって下さい。
β(シゲル)&m(マーシー)による読み応えたっぷりの音楽解説も必読ですよー。


それぞれの音楽解説をよく読んで頂ければ伝わると思いますが、出演アーティストそれぞれの音楽は根底で世界と繋がっています。
その地域性の強さにも関わらず、実はまったく排他性がないものなのです。


くるりが体現してきたように、
京都タワーを中心に音楽が世界を取り巻いている音博ロゴのように、


From Kyoto City, Trying to across the universe


という精神には微塵のブレもありません。
精神の解放と、世界との一体化。
それぞれの音楽性は、根本的にその基本概念に基づいているものだからです。


「よく知らない音楽かも…」と不安になる必要はまったくありません。
むしろこれからいろいろな音楽や刺激に触れて自分を解放したい、世界と繋がりたいと考えている人にこそ見てほしいアーティストばかりです。
少しでも迷っている方がいましたら、是が非でも参加することをお勧めしますよー。


京都という古き良き(トラディショナルな)ものを重んじる、高度経済成長国家・日本の中でも特異な都市の、しかもど真ん中で今回のフェスが行われることは非常に意味のあることだと思います。


まぁごちゃごちゃ言ってますけど、「ちょっと散歩がてら遊びにいくかー」くらいなノリで来て頂ければ幸いに存じます。

さて、このブログはこれからも多くの優秀なスタッフがそれぞれの立場・観点から回していきます。


とはいえ、忙しかったり人数的な問題で、ここで生の声を聴くことの出来ないスタッフさんも沢山いらっしゃいます。


公園事務局の方や、地域住民の方、一人でも多くの人に存在を知らせてくれるプロモーターさんや各地イベンターさん、それぞれの出演アーティストのご担当者様や、主旨を理解して100%世間に伝えてくれるこのサイトのデザイナーさんなどなど。


本当に多くの方々が主旨に賛同してくれて、このフェスが成り立っています(まだやってないですが)。


チケットを買って遊びに来て下さるお客さんもその一員です。


音楽の理想郷・京都音博で、実際に皆さんと繋がれる日を楽しみにしています。

posted by 是松(バッドニュース)